「イミテーションゲーム」はエンジニアだったらかなり楽しめる映画だ

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エニグマ暗号とか胸アツ。

皆さん、おはこんばんにちは!NetflixやAmazon Primeで映画三昧のkeni(@_keni919)です。

ちょっと前なんですが、映画「イミテーションゲーム」を見ました。本作品は実話に基づいた話で、ドイツのエニグマ暗号解読に関する話となっています。エニグマ暗号ってなんぞ?って方はググっていただければと思うんですが、まぁ、エンジニア的にはこういう数理系の話は大好きなので、最近見た映画の中ではかなり面白い部類。

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見た映画はこちら

今回見た「イミテーションゲーム」はこちら▼

ちなみに僕はNetflixでみました。最近見た映画の中では久々のヒット作。

あらすじ

こういうのはWikipediaを見るのが一番いいですね。

イギリスがドイツに宣戦布告した1939年、チューリングはブレッチリー・パークを訪れ、アラステア・デニストン(英語版)中佐(チャールズ・ダンス)の指揮の下、ヒュー・アレグザンダー(マシュー・グッド)、ジョン・ケアンクロス(英語版)(アレン・リーチ)、ピーター・ヒルトン(マシュー・ビアード(英語版))、キース・ファーマン、チャールズ・リチャーズとともにナチスの暗号機エニグマの解読に挑むチームを結成する。

同僚を見下すチューリングは協調性を欠き、ひとり暗号解読装置の設計に没頭する。デニストンが装置の組立資金拠出を拒否すると、チューリングはウィンストン・チャーチル首相に直訴する手紙を送る。チャーチルは拠出を許可し、チューリングをチームの責任者に任命する。チューリングはファーマンとリチャーズをチームから解任し、新聞に難解なクロスワードパズルを載せて後任を探す。ケンブリッジ大学の卒業生ジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)はチューリングのテストに合格するが、男性と同じ職場で働くことを両親に反対される。チューリングは彼女が通信傍受係の女性職員と同じ場所で働けるよう手配し、彼女に解読装置の計画を教える。

引用元:イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 - Wikipedia

暗号解読の楽しさが伝わってくる

そもそもエニグマ暗号機ってどういう仕組みなの?って方は、以下を見ていただきたい。あ、ちなみに僕も聞いたことあるくらいでちゃんとした仕組みとか調べるまで全然知りませんでした。

ナチスの暗号機エニグマの仕組み : カラパイア

この中で僕が特徴的ですごいなと思ったのは、この部分。

最終的にランプボード上で文字が点灯し、暗号化された出力を示す。同時に最初のローターが1目盛り分回転する。このため、2文字目に1文字目と同じものを打ち込んだとしても、違う文字が出力される。

例えば、「AA」と打ち込んでも、「DD」とかではなく、「HJ」とか、同じ文字でも別の文字に変換されて打ち出されるということ。

これは正直、解読側からすると、とてもつらい。一番簡単な「シーザー暗号」とか、単純に文字をずらすだけですからね。今であれば構造さえわかれば総当りで演算してもものの数秒くらいで結果が出そうだが、当時はコンピューターなんてシロモノは当然ながらありません。

まぁこれをチューリングは解読する組み合わせを減らすことで復号していくわけなんだけど、僕には到底こんな発想はできないなぁーと。というか、こういう天才系の人って、どうしてあれもこれも出来ちゃうんだろ?数学者なのにハードウェア作り始めるとか、ちょっとにわかには信じがたいでしょ、普通。

エニグマ暗号をシュミレータで遊んでみる

Enigma Simulation

上記の記事中にも出てるんですが、このエニグマ暗号機、今ネット上でシュミレータが公開されています。なんとあのエニグマ暗号機を試せるなんて、、、!

僕も実際試してみたけど、まぁ面白いよね!てかこういうの考える人って、、天才なの?何なの?僕もこういうの考える力があれば、もっとお金ウハウハなんだろうか。いや、むしろこういう天才のリーダーとして方向性を示したりする経営のほうがいいな。餅は、餅屋。

イミテーションゲームとはチューリングテストのこと

チューリングテストとは、あるものが機械か人間かを判別するのに使われるテストです。僕も一応エンジニアなので、これくらいは知ってましたよ。

劇中に、「機械も考えている、ただそれは人間のそれとは違うけどね」というセリフがあるんですが、これはかなり興味深い考え方です。

例えば僕の思考とあなたの思考が違うのと同じように、あなたの思考と機械の思考も違うよね、と。でも僕も人間、あなたも人間。でも、考え方が違うだけで機械も考えてるわけです。じゃあ僕らと機械を隔つものは何なんでしょうか。

僕は個人的に人工知能にはものすごく興味があるんですが、その成長過程にシンギュラリティ(技術的特異点)というものがあります。これは、機械がよりよい機械を創造出来るようになるターニングポイントのこと。人工知能が新しい人工知能をつくるってことですね。

これに関しては色んな意見があるし、倫理観的にもどうなのって言われてますが、技術的にそこまで到達するのはまだ先なんじゃないかなぁと。少なくとも、僕が生きてる間はそこまで突き抜けた変化は起こらないと思います。もちろんそれは今のビッグデータとか機械学習、深層学習のアプローチをしている間は、という意味で、全然別のアプローチでシンギュラリティに到達する可能性は、あると思います。

今研究者たちはおそらく、いかにして「人間のように考えることのできるもの」を作るかっていうアプローチを取っていると思うんですが、そうではなく全然別のアプローチをとる。要は先ほど言った、「機械も考えている、ただそれは人間のそれとは違うけどね」をそのまま汲み取って、機械は機械なりの思考をさせればいい。人間のそれとは違っても。

研究者の皆さん、どうですか?この考え。人間の脳の解明なんてできないんだから、ニューラルネットは所詮ニューラルネットですよ。アプローチを変えなきゃ。人間の模倣じゃない、違うアプローチを。

おわりに

イミテーションゲーム自体というより、エニグマ暗号の面白さに触れられたことが最も収穫がありましたね。あと、人工知能に対する考え方とかも、僕の中で少し変わりました。

同じ映画を見るにしても、ガッツリのアクションなんかより、こういう考えさせられる系の映画の方が、僕は好きです。もちろん、アクションもSFもサスペンスも好きなんですけどね。

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